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抗真菌薬は飲み薬と塗り薬どちらが効くのか?

両手で脚を握る女性

足白癬と呼ばれる水虫には、趾間糜爛型足白癬や小水疱型足白癬などの汗疱状白癬と角質増殖型足白癬、爪白癬があります。
汗疱状白癬は、足裏や足側縁部、土踏まず、趾間などに強い痒みを伴う水疱が出来、水疱がやがて嚢胞となり歩行や引っ掻いたりして嚢胞が破れ白癬菌感染患部がジュクジュクとした不衛生な状態になります。
不衛生な患部は、細菌が侵入し易く二次感染の発症リスクが高くなります。

治療としては、テルビナフィンなどの経口抗真菌剤よりもクロトリマゾールなどの外用抗真菌剤の方が、患部から直接白癬菌に作用するので即効性があり、外用薬には抗真菌剤だけで無く抗ヒスタミン剤などの痒み止めも配合されており、痒い患部を無意識に引っ掻く事が無く治療がスムーズに進みます。

角質増殖型足白癬は、汗疱状足白癬が放置されたり、再発や悪化を長年繰り返す事で発症し、冬場に悪化することが多く乾燥によるひび割れやあかぎれと誤診されるケースが多い水虫です。

又、足の裏が肥厚し硬化する事により足の裏が白くなる為、老化現象による肌トラブルと勘違いしスキンケアを行っているケースも多く、高齢者の感染者が多い水虫です。
角質増殖型足白癬患者の多くが、爪白癬を発症している事が無く、全爪白癬患者の4割以上が60歳以上とされる水虫です。

角質増殖型と爪白癬の治療には、塗り薬などの外用薬よりもテルビナフィンなどの経口抗真菌剤が処方されるケースがほとんどです。
塗り薬は、肥厚した爪や角質の深部に寄生する白癬菌には届き難く難治とされており、経口抗真菌剤は腸から吸収された有効成分が爪や皮膚角質から真菌細胞内へと移行し菌の増殖を抑制します。

又、経口抗真菌剤テルビナフィンは、血中半減期が長い為に薬効の持続時間が長く、低濃度でも白癬菌に対してエルゴステロールの生成阻害効果を発揮します。
症状に応じて、飲み薬と塗り薬を使い分けるべきです。

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